前回は、座面と背もたれの、ふわふわパーツができたので、
いよいよ木製ボディの製作をします。
部材どうしの接続には、
金属ビスのかわりにダボ(木製の細い丸棒)を使います。
今回使うダボの直径は10ミリ、
それぞれの部材に穴をあけてダボを打ち込みます。
ただ打ち込むだけではなく木工ボンドも併用しますので抜けることはありません。
木工ボンドの接着力だけでなく、木製ダボはボンドの水分で膨らみ抜けにくくなるんですね。
もしダボの位置を間違えても、そのダボを打ち込んでしまって出っ張りをカットすれば、
もう一度挑戦することもできます。
ダボの位置を決め
正確に穴をあけます。
木口にも。
木口側は少し深めに掘ってます。
まず、板側のほうが穴の深さが浅いので、しっかり最後まで打ち込み
そのあとに木口側をコンコンコンコン差し込みます。
音の出る作業が増えてきたので、
作業場所を庭のウッドデッキに移します。
ここならお掃除も楽だし、
音も響かないし快適です。
しっかり屋根がかかった半外部の空間は、
こんな作業をやるにはピッタリです。(^^)
背もたれを受け止める部材にも
いろんな方向からダボ。
この4つのツノが背もたれ受けの支えです。
だんだん大きくなってきたので、
もとのお部屋への里帰りを決断。
よっさよっさと戻ったら、
背もたれ部分の組立です。
背もたれの角度は15度です。
角度を付けた分、極力薄めに仕上げています。
次に座面の組立です。
座面の先端部は脚から飛び出した構造で、
見えない位置にダボを打ち込んで強度アップしてます。
はしっこに座っても、寝っころがってもへっちゃらです。
こんなにがっしりつくっても、
ふわふわパーツのっけたら見えなくなるんですけどね。
こんな感じで、いったん完成です。
ソファ下の意味深な空間には、
どんな機構を組み込むか考え中。
シンプルな発想では引き出しなんですけどね。
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